【映画感想・ネタバレあり】HERO:それぞれ抱く正義があり、考えさせてくれる作品!
勝手なスコア【5/5】
★面白かった
★また観たい
★友人にお勧めしたい
★購入したい
★思い出すシーンや言葉が沢山ある
映画のジャンルと種類
2007年に公開された映画で、2001年には連続ドラマ、2006年には特別編が公開され、2015年には再び映画が公開されるという人気作品です。
この作品では検事を主なテーマとし、様々な事件で勝訴する、そしてそんな作品の中にも笑いを交えた素晴らしい作品だと思います。
そしてなんと、今公開中の木村拓哉さん主演「マスカレード・ナイト」が鈴木雅之監督なのですが、このHEROの映画監督も担当している方です。
今回はそんな鈴木雅之監督と木村拓哉さんの代表作でもあるHEROを見させていただきました。
この作品で私が感じたことは、「正義とは何か」「大切なものは何か」を感じました😄
あらすじ
HEROの主人公である久利生公平(くりう こうへい)はとある傷害致死事件の公判検事をまかされることになった。
当初罪を認めており、早期の決着がつくかと思われたが、なんと容疑者梅林圭介(うめばわしけいすけ)が一転して無罪を主張し始めた。
その容疑者梅林を刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣(がもう かずおみ)が弁護することになった。
小さな街中で起きた傷害致死事件に蒲生が出てくることに疑問を感じたが、すぐにその疑問が確信にかわる。
衆議院議員で元国土交通大臣の花岡練三郎(はなおかれんざぶろう)の贈収賄事件の重要人物であり、花岡のアリバイに梅林の裁判が関係している状況となった。
梅林が有罪になるか無罪になるかが全国民の注目を浴びるようになっていく。
花岡の疑惑を何としても証明したい特捜部。
互いを守るためにアリバイを工作する被疑者達。
そして検事生命を掛けた一世一代の大勝負を仕掛けていく...
予告
感想(ネタバレあり)
全体の感想
作品を見終えて、「事件に対して大きいも小さいもなく、その事件によって悲しむ人がいる」ということ。
そして、個人的に特に印象的な言葉2つ
特捜部の巨悪の巨悪を追い詰めたいと思わないのかという問いに対して「巨悪じゃないか。人しなせて逃げたんだぞ」
そして「これは人の命の重さを知るための裁判だ」という2つの言葉。
もし自分の大切な人に何かあったときに、真実ではない虚実によって事が進んでしまったらと考えるといてもたってもいられないと思います🤔
当事者や関係者にとっては事件に小さい等ということはない。
そんな、欲で動くのではなく真実を求める久利生の魅力に惹かれた方も多くいるのではないでしょうか。
上で印象的な言葉を2つあげさせていただきましたが、もう一つ。
St.George's Tavernというバーのバーテンダーの「あるよ」という言葉。
何を言っても「あるよ」と言ってくれるあのキャラクター性が非常に面白味もありました🤣